内容説明
「想像力の大切さ」「人間の心の真実」「壮大なイメージ」「本当の幸福とは何か」…時代を超えて愛される様々な名作を通して、物語の世界へ飛翔しよう!!
目次
第1部 想像力の喚起(『ドラえもん』と『アンデルセン童話』;『アンデルセン童話』)
第2部 人間の心の真実(『ドラえもん』と『グリム童話』;『グリム童話』)
第3部 壮大なイメージ(『ドラえもん』と『ギリシャ神話』;『ギリシャ・ローマ神話』)
第4部 幸福の追求(宮沢賢治のメッセージ―本当の幸福を求めて;幸福は身近に)
著者等紹介
佐藤義隆[サトウヨシタカ]
1948年、長崎県大村市に生まれる。南山大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。名城大学非常勤講師、元岐阜女子大学文化創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハナさん*
1
2017年3月15第一刷。県図。開架で見かけて。物語が伝えるものとして、第1部:想像力の喚起、第2部:人間の心の真実、第3部:壮大なイメージ、第4部:幸福の追求(真の幸福とは何か)の順に分析したもの。第3部までは、『ドラえもん』の元ネタを、『アンデルセン童話』『グリム童話』『ギリシャ・ローマ神話』に求め、具体例を挙げた後、それぞれの童話・神話についても解説している。第4部は『ドラえもん』から離れ、宮沢賢治を中心にした論考となる。『ドラえもん』の元ネタとして、これらのものを挙げるという発想、着眼点が独特だ。2024/09/01
shouyi.
0
物語が伝えるものとして4つの章を立て軽快に語っていく。取り上げる作品もドラえもんから童話、神話、宮沢賢治など多岐に渡るが、堅苦しくなく読みやすい。2018/06/23