内容説明
物書きは政治と如何に關るべきか。政治に關る上で知的誠實を貫くことの重要性・困難を身を以て體驗したジョージ・オーウェル、テネシー・ウィリアムズとクリスト教的宗教體驗の世界。日本人として、今彼らから學ばねばならないものとは。
目次
1(ジョージ・オーウェルと『一九八四年』;英國と日本 ほか)
2(テネシー・ウィリアムズ―悪魔と神;テネシー・ウィリアムズと『欲望といふ名の電車』 ほか)
3(ドーヴァー・ウィルソンの『ハムレット』論;グランヴィル・バーカー著『ハムレット―シェイクスピア劇への序文』譯者あとがき ほか)
4(「月曜評論」紙に就いて;蟲のいい話 ほか)
5(シェイクスピアの『十二夜』公演;ヴァン・ドルーテン『魔女が女になつた時』 ほか)
著者等紹介
臼井善隆[ウスイヨシタカ]
1931年長野縣生れ。早稻田大學名譽教授。早稻田大學大學院博士課程中退(1963)、フルブライト奬學生として米コロンビア大學大學院留學(1963‐65)、オックスフォード大學研究員(1991‐92)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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