石田三成の末裔として育った

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773378801
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0095

内容説明

私の生家・澁谷家は、新潟県の三条市にあった。石田三成の末の娘が、大坂落城のおり乳母に抱かれ、その里を頼って越後の高田に落ち延び、二代の女婿を経てから三条の地に落ち着いた、と言い伝えられて来た。

目次

伝承
この伝承の信憑性について
伝承についての考察
三条の戦国末期
ここまでの結論
旧三条城主、上杉謙信の家老も務めた「山吉氏」
寺泊夏戸城主、後に酒田(東禅寺)城代「志駄(志田)氏」
上杉景勝家臣団、上田衆の宮嶋三河守を祖とする「宮嶋家」
旧佐渡の地頭職、関東の名族「澁谷氏」
高田の本姓石田・志田氏墓
善助とその後の澁谷家
出し得ない結論

著者等紹介

澁谷理恵子[シブヤリエコ]
昭和27年2月、新潟県南蒲原郡大崎村(現三条市東大崎)に生まれる。父親の転勤に伴ない、新潟県内各地に転居。小学校入学時より三条市東大崎に住む。昭和47年より千葉県船橋市に住み、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まふ

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新潟、三条に続いてきた石田三成子孫と伝わる澁谷家のルーツについて著者が調べた記録。著者本人が述べている通り、史学等を学んだわけではない主婦が可能な範囲でまとめたものであり、利用資料も昭和半ば以降の4次以降資料が多く、研究書というレベルの本ではない。けれど「著者本人が跡継娘として育てられた」ときに「伝え聞いたこと」とその「石田三成の血筋を細々とでも遺さなければならない」というプレッシャ、そしてそれを棄てるために記録に残したい、という思いが、上品な筆致を通してひしひしと伝わるのは他の本では得られないと思う。2015/12/18

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