内容説明
日本語には外国語とは趣のちがう日本的な心と文法があり、この事は現代語でも古典語でも同様だと考えたいが、確かにそうであることを実証する。
目次
丁寧語否定敬虔語復元論
「ぬ」「つ」の意味と語源との関連
「き」「けり」について
いろは歌の解釈
宣命の「のたまふ」のあり方
尊敬語の見直し
著者等紹介
桑田明[クワダアキラ]
大正8年2月香川県に生れ、昭和21年9月東京文理科大学文学部卒業。香川県下にて公立高校教諭として奉職、定年退職後、岡山市の就実女子大学に奉職、教授となる。平成2年3月退職後、郷土の先儒中山城山の業績の顕彰、郷土先人の石碑・墓碑の解読紹介に尽力すること8年余、再び国文法の研究に復して今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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