内容説明
半世紀たった今、甦る日中国交回復の舞台裏。建国後孤立していた中国の現代化に、日本人や日本企業はどう関わってきたのか。日本企業による奮闘の痕跡を、聞き取り調査した第一級の資料。中国ビジネス担当者、中国研究者必読!『覚醒中国―秘められた日本企業史』(2012年刊)の改訂保存版。
目次
中国を眠りから覚ました日本人
長崎国旗事件と稲山嘉寛の訪中
友好貿易の始まり
高碕達之助とLT貿易
プラント輸出と吉田書簡
文革と友好商社
周六条件と三菱グループ
伊藤忠・住商・丸紅の中国復帰工作
三菱重工の方針転換
国交正常化という「儀式」
江南造船と日本の技術
著者等紹介
西原哲也[ニシハラテツヤ]
1968年長野県須坂市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、時事通信社入社。徳島支局、外国経済部記者を経て、香港大学大学院アジア研究修士課程(MAAS)修了。2001年に共同通信グループNNA入社。中国総合版編集長などを経て、現在NNAオーストラリア代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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