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子どもの人権と家庭教育

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784773370102
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0037

内容説明

今日の子育ては、親たち、援助者、専門家、行政などの共同の実践が不可欠です。

目次

第1部 子どもの「家庭環境権」を読み解く―子どもの権利条約に即して(子どもの「家庭環境権」の理論的考察;子どもの「家庭環境権」保障の具体的課題)
第2部 子どもの人権と家庭教育(子育てにおける父母の共同;知性と感性の調和的発達を促す―乳幼児期を中心に;子どもの「人と交わる力」を育てる)

著者等紹介

赤羽忠之[アカバネタダユキ]
1933年東京都に生まれる。1956年東京大学教育学部教育学科卒業。東京家庭裁判所調査官補となる。1958年同庁・調査官となる。1984年東京家庭裁判所調査官退官。浜松短期大学幼児教育科教授となる。1989年同短期大学退職。東洋英和女学院大学人文学部教授となる。1995年同大学人間科学部教授となり現在に至る。専攻、司法福祉論、子どもの人権論、家庭教育論、生活指導論。学会活動等、日本生活指導学会代表理事、日本教育法学会理事を経て現在名誉理事、日本司法福祉学会会員
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感想・レビュー

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katoyann

16
子どもの権利条約前文に書かれてある「家庭環境権」の保障について論じた研究書。「父母の共同」とあるが、基本的には子どもが権利行使の主体であるという条約の理念を踏まえ、意見表明権を尊重できるような家庭環境の形成の必要性について論じている。その真逆といえる家庭環境は、早期教育に見られるように教育産業に子どもを委託するような状況である。これは、大人の都合を押し付けているという意味で、権利の尊重とは異なるということである。ただ、総論賛成だが、習い事をさせない時に子どものケア負担が重いと思うので、なんとも言えない。2024/08/05

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