内容説明
“自然対技術”の闘争において、自然側を自認する著者が、勝海舟の政治思想を語り、ユダヤ民族の至宝タルムードを語り、更には東映ヤクザ映画に対する驚嘆の念とそこに底流する価値観への思慕を語る。
目次
グレートヒェンについて
勝海舟とヒトラー
トラークルの賛美歌
自然と技術―二つの詩から
ユダヤ人問題
東映ヤクザ映画
著者等紹介
小島純郎[コジマスミロウ]
1928年東京で生まれる。1953年東京大学文学部ドイツ文学科(旧制)卒業、以後教員として半生を過ごす。ドイツ文学者としては叙情詩が主たる研究対象、特にフリードリヒ・ヘルダーリン、ゲオルク・トラークルの2詩人に親しむ。1975年この頃から障害者と関わり始める。その中でも視覚障害者、聴覚障害者、視聴覚二重障害者との活動はある程度世に知られ、1993年、東京ヘレン・ケラー協会の第一回ヘレンケラー・サリバン賞、1994年、第44回厚生大臣表彰、1997年、内閣総理大臣表彰を受ける
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