内容説明
滝壺に投身した老女は白い大きなボタンの花と化した―夢と現実が交錯する表題作のほか、言葉と音の魅力に溢れた独自の物語が想像力を刺戟する。芸術作品賞など数々の賞に輝く、選りすぐりの脚本10編の改訂版。
著者等紹介
竹内日出男[タケウチヒデオ]
1933年、兵庫県生まれ。脚本家。東京大学文学部卒。1957年、NHKに入局し、以来20年間にわたり、主としてドラマ番組の演出と制作にあたる。1977年暮れにNHKを希望退職し、以後、ラジオ・テレビの脚本執筆を中心に文筆活動をして現在に至る。演出作品、執筆作品ともに、文化庁芸術祭に度々入賞するなど、さまざまな賞を受けている
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