内容説明
世界は今、どこからどこへ向かっているのか。社会主義国家の崩壊、冷戦の終結…。激動の20世紀とマルクス主義を再審し、21世紀の世界と政治の新しい見方を示す。
目次
1 社会主義の危機と哲学(インタビュー)
2 史的唯物論と「科学的」社会主義(対談)
3 史的唯物論の現代的批判
4 「近代の今日的位相」について
5 ギデンズ『左・右を超えて―ラディカル政治の将来―』を読む
6 ピエール・ブルデューの社会学について
7 ネオマルクス主義国家論の今日的到達点
8 現代世界の民族問題
9 自民党一党支配終焉後の日本政治
10 私とマルクス主義と政治学
11 書評と紹介