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講談社ノベルス
消えた探偵

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061824683
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

入った時と同じ扉から出なければ異世界に迷い込んでしまう―そう信じているスティーヴンはある晩、診療所で死体を目撃した後、何者かに違う扉から突き落とされてしまう。目を醒ますとあるはずの死体は消えていた。真相を究明するために彼は調査を開始する。一向に見えてこない事件の真相の先にあったものは。

著者等紹介

秋月涼介[アキズキリョウスケ]
1971年5月11日生まれ。『月長石の魔犬』で、第20回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-san

1
様々な精神病の患者が収容された診療所で起きた殺人事件。目撃者は異世界に!?いきなり設定が最高に面白い。登場人物に異邦人(ストレンジャー)、魔女(ウィッチ)や頑固者(ハンマーヘッド)ってあだ名付けるところなんか嫌でも中二心をくすぐる。そもそもミステリと、強迫神経症って相性が良いのかも。(この時間は彼は必ずお祈りをしている、彼は密室へは出入りできないなど)不確定要素を消せるし、枠を外れた際は不確定要素を演出できる。んが、謎が広がり続けるてワクワクさせた分、尻つぼみかも・・・惜っしいぃぃィィ!2014/08/09

かずもり

1
面白いけど読みにくいよ!2013/03/19

ローリー

1
何回か読もうとしては挫折し、積読状態でしたが、ようやく読み終わりました。正直言ってこのトリックの為にこれだけの長々とした小説が存在するのかと思うと、もうちょっと何とかならなかったのかと思ってしまう。本筋とは関係のない、いろんな人の妄想話を読むのは辛かったです。お盆進行で疲れた脳みそには厳しい小説でした。2010/08/13

Ablue

1
★★★☆☆|再読。エリザベスさんはスティーヴンにひどいことしたのによく復讐とか出来たよね。て、前回も思ったことを思い出した。2010/06/04

知里 巧

0
奇妙な「綽名」と「病名」の記された登場人物欄からして好みのお話だと直感した今作。蓋を開けてみれば、一癖も二癖もある精神疾患患者たちが「蒐集」された診療所で起こる風変わりなミステリ。いわゆる「解決編」が短くかつ淡々と語り終えられてしまうため、少し物足りなさを感じてしまったものの、ミステリとしても物語としても非常に楽しめた。このような舞台装置を思いつき、ミステリを描こうとした作者に恐れ入る。キャラクターとしては、”相談役(カウンセラー)”ことシルヴィ、”人形使い(パペットマスター)”ことアリ-がお気に入り2014/08/31

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