言葉なき子供たちは今、何を思って―彼等の思考力を奪う言語環境と彼等に与えるべき論理的な思考力 一国語科教師の「随想的中学生観・教科観」

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言葉なき子供たちは今、何を思って―彼等の思考力を奪う言語環境と彼等に与えるべき論理的な思考力 一国語科教師の「随想的中学生観・教科観」

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773326949
  • NDC分類 375.83
  • Cコード C0095

内容説明

世に抗って挑発を繰り返す子供たち。家庭にも学校にも与えるべき言葉はない。殺伐たる言語環境。不毛の精神生活。逼迫の思い。絶望の悲鳴。酷な程に高い要求。応え得る場は尚、学校でする授業の外には有り得なかった。

目次

「巻頭言」荒廃の一途を辿る中学校現場に思う
1章 新任教師としての初発の思いに認める国語科指導上の営々の命題
2章 言葉なき彼等に観る非精神的言語生活の実態
3章 言葉なき思いに探る彼等の語るべき真意
4章 言葉なき彼等に保障すべき精神生活
5章 言葉なき学校現場に於いて採るべき指導態度
6章 言葉なき彼等に緊急の学習準備性「聞きながらする理解能力」
7章 言葉なき彼等に獲得せしめるべき論理的な思考力の条件 聞きながら語り、語りながら聞いて理解する言語能力とは
「巻末言」中学校現場として採るべき姿の指導体制を思う