内容説明
46歳11か月まで大相撲の土俵に上がっていたという、昭和以降の力士で最高齢の記録を持つ著者。166cm、100kgの小さな体で、自分の歳の半分くらいの年齢の大きな力士と対戦し続けられた秘密は、いったいどこにあったのか?―それは、シコを踏むときの基本姿勢~まっすぐ立った姿勢から股関節を開いて腰を下ろしていく運動で、いわゆる『腰割り』と呼ばれているトレーニング。そして、そのシンプルな動きこそが、腰痛や肥満、体力や代謝の低下など、万人に効果があるものだった…。本書では、腰割りの正しいやり方をレクチャー。あなたも一日5回、今日から始めてみませんか。
目次
第1章 腰割りの実証とその驚くべき効果(腰割り三か月実験開始;三キロ減、疲れにくくなった、走れるようになった ほか)
第2章 正しい腰割り、実践のための十箇条(上体を前傾させない;スネをまっすぐに立てる ほか)
第3章 なぜ相撲は腰を割らなければならないのか(股関節を開くことの意味;ケガが増えたのは腰が割れなくなったから ほか)
第4章 他のスポーツ、武道、文化芸能に見られる腰割り(行司の構えも腰割り;歌舞伎と腰割り ほか)
著者等紹介
元・一ノ矢[モトイチノヤ]
本名・松田哲博(まつだてつひろ)。鹿児島県徳之島出身。元高砂部屋力士。平成19年11月(九州場所)46歳11か月で引退。24年間の土俵人生に終止符。初の国立大(琉球大学物理学科)出身力士で昭和以降の最年長力士。引退後は高砂部屋マネージャーとして部屋の運営を支え、相撲の物理的探究をつづけている。序二段優勝2回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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