内容説明
岡山にかかわる文学・歴史をふまえた珠玉のエッセー。あるときは深刻にあるときは軽妙に鴎外や漱石の、あるいは庶民の身辺雑事に触れながらつまりは現代という時代を斜め上の角度から考えた、われわれの同時代史。
目次
岡山雑記帳(森鴎外と岡山;西周と岡山;探偵森田思軒;上代淑;山陽道を行く ほか)
歴史の周辺(化猫譚;ペネロピーの仕事;寸感「学吏」ということ ほか)
私の同時代史(建築ブーム;日本人の旅;イングランドの春;遙かなるフランス ほか)
書架に倚りつつ(川端康成;心の側面;「吉備の国」 ほか)
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