平成監獄面会記―重大殺人犯7人と1人のリアル

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平成監獄面会記―重大殺人犯7人と1人のリアル

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773089592
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

面会と文通で迫る、死刑囚らの深層新旧様々な事件を取材してきた著者が、本書校了時点までに全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯は39人に及ぶ(まだ裁判で有罪が確定していない者や、冤罪の疑いがある者を含む)。本書では、その中でも個性が際立っていた「7人と1人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像を克明に描き出す。

日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々。そして、登場する殺人犯の人数を「8人」と言わず、「7人と1人」という言い回しにしているのは、なぜなのか。

本書を読めば、あなたは今後、事件報道の見方がおそらく変わる。

片岡健[カタオカケン]
著・文・その他

内容説明

面会と文通で迫る、死刑囚らの深層。

目次

元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)―「愛犬の仇討ち」で3人殺傷 小泉毅
相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)―19人殺害は戦後最悪の記録 植松聖
兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)―警察の不手際も大問題に 高柳和也
加古川7人殺害事件(平成16年)―両隣の2家族を深夜に襲撃 藤城康孝
石巻3人殺傷事件(平成22年)―裁判員裁判で初めて少年に死刑判決 千葉祐太郎
関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)―小説「後妻業」との酷似が話題に 筧千佐子
鳥取連続不審死事件(平成16~21年)―太った女の周辺で6男性が次々に… 上田美由紀
横浜・深谷親族殺害事件(平成20~21年)―無実を訴えながら死刑確定 新井竜太

著者等紹介

片岡健[カタオカケン]
1971年生まれ。大学卒業後、編集プロダクションなどを経て、フリーのライターに。現在は全国各地で新旧様々な事件を取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

31
☆☆☆☆ 事実は小説より奇なりという言葉がこの書にはふさわしい。死刑確定前の殺人犯との面会による綿密な取材から、殺人事件に至る犯人の心理、実像をあぶりだしている。報道の一面性を信じることの危険性も感じた。2019/07/21

gtn

20
死刑係争中の人物の肉声をゴシップ的に取り上げたいというのが当初の執筆動機と思われるが、当事者の話を聞くにつれ、冤罪の臭いを何人かから嗅ぎ取り、著者の思いが変容する。特に新井竜太。検察の予断に基づくシナリオに対し、殊勝な態度を示し、極刑を逃れた実行犯。一方、無罪を確信していたがために、権力が剥く牙に警戒しなかった新井。事件前、公園で長男を肩車する新井の写真に言葉もない。2019/11/30

澤水月

18
実際に面会して過熱報道とは別に見えることが多いと著者。今の老後二千万円問題端緒の「消えた年金」騒動渦中に1日に2人の元厚生事務次官が狙われ、「年金テロ」と大騒ぎになった事件、出頭した男は30年以上前に「愛犬チロちゃんを保健所に殺された恨み」と述べ急速に報道萎んだ。面会に行くと彼はガチで愛犬のことを恨み続け30年計画で体鍛え今も犬猫殺処分反対を訴えている…死刑反対の支援者が接触するも離れ、動物愛護団体が支援しているというのは驚き。ラスト、かなり冤罪の色濃い事件も紹介され考えさせられる2019/06/30

よしじ乃輔

7
著者は事件関係のフリーライター。目的は偏向報道に対し実像を掴むため。書簡と面会を重ねた記録は著者が死刑囚へ傾いている印象が多分にあり。あとがきの「悪人は一人もいなかった」とあるが、悪人とは思えなかった、という意味なのでしょうが。報道されていない側面を知る資料にもなりましたが、裏付けがわからない主観も多く感想に困る読後となりました。2023/02/18

にしの

6
筆者は世間に衝撃を与えた事件の被告たちと面会を重ねるフリーライター。特に筆者の印象的に残った8人を綴る。獄中面会の記録は心理学、社会学、あるいはルポタージュの手法として用いられるものだと思っていたけれど、筆者の姿勢は面会そのものを目的にしている。その姿勢には批判もあるだろう。面会による筆者の所感が綴られた以上がないだけに、僕にはこれを読んで何を感じて良いのか混乱している。被告たちが普通の人に思える反面、語りと行為は別な気もする。この読書のきっかけが浅い好奇心でしかなかったのだから尚更のことだ。2021/11/27

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