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内容説明
『鬼灯の冷徹』に登場する妖怪&幽霊も徹底解析!大迫力の妖怪画・幽霊画100点以上掲載!
目次
第1章 怪談―幽霊たちの正体(累ヶ淵―実在した怨霊事件と悪量祓い 禍々しい二重殺人の秘密とは?;皿屋敷―理不尽に殺された下女の霊はなぜ死んでも皿を数えるのか? ほか)
第2章 怪奇―妖怪たちの正体(鬼と人―歴史に散見する数々の“鬼”彼らは一体何者だったのか?;天狗と神隠し―山中の怪異、山伏、宇宙人…鼻の高さはいったい何の象徴なのか? ほか)
第3章 境界―異界の正体(枕返し―夢の世界は異世界への入り口;化物屋敷―“あかずの間”伝説と“人柱” ほか)
第4章 化物図録―恐怖の形象(小豆洗い―真夜中の水辺に響く不気味な怪音;ろくろ首―遊女の化物か、それとも奇病!? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酔拳2
27
ちょっと興味あって読んだみた。妖怪の元々は人の畏れからなんだろうな、と実感。=妖怪なんていないよね、てことになるんだけど、いやいやいますよ。全て解明しないでほしい、妖怪の存在を楽しむ人もいるのだから。 2022/08/05
ほしけも
6
「鬼灯の冷徹に登場する~」という表紙の脱力系なアオリとか週刊誌のようなアオリが胡散臭さを醸し出してるけど意外とイイことが描いてました。 「よそ者」「虐げられたもの」「古いモノ」に対しての恐怖が根源的に 日本人には染み付いてるのかな。2014/04/26
はみ
1
やはり根源的には妖怪とは人の心が生み出したもの。姿、形にかかわらず根底にはいつの世も人の心に巣食うマイナスな感情が渦巻いている。2016/07/19
buchi
1
浮世絵ページが全編カラーだったのが良かった。巻末特集の人の性質から生まれた妖怪が面白かった。 初読の坂口安吾「桜の森の満開の下」がおそろしげな話で、読めてお得だった。2015/09/02