出版社内容情報
大正時代の日本のゴルフ黎明期、留学先の米国からゴルフを持ち帰り、プレーヤーとして活躍して、ゴルフ文化を広め、なお晩年までに多くのゴルフ場を設計した赤星四郎・六郎兄弟。その足跡は日本のゴルフ史に刻まれ、ゴルファーなら一度は耳にしたことのある伝説の兄弟です。
本書は兄・四郎の次女、光子(現姓・隈田)が父の遺した資料をもとに、兄弟と当時のゴルフを仔細に書き起こした手書きの「覚え書きノート」を上梓のために編集したものです。
彼らはいったいどんな人物だったのか? そして大正から昭和にかけて日本のゴルフはどのように発展、普及して行ったのか? 楽しく読めるゴルフノンフィクションであり、貴重な歴史書です。
内容説明
AKAHOSHI綺羅星のごとし。ニッポンのゴルフ黎明期に輝いた★日本アマチャンピオン赤星四郎。日本オープン初代チャンピオン赤星六郎。紳士ゴルファーのプリンシプルを読む。四郎・六郎のレッスンエッセイ再録。
目次
赤星家の系譜
序章 AKAHOSHI綺羅星のごとし 赤星ノートに出合った僥倖(鈴木康之)
1 父・赤星四郎の覚え書きノート(隅田光子)
赤星四郎・六郎のゴルフアーカイブ(GOLF/目黒書店 GOLFDOM/日本ゴルフドム社より抜粋して再構成しています)
2 赤星六郎 ゴルフゲームのいろは
3 赤星家 ゴルフスウィングのプリンシプル
4 赤星家 コース設計の真髄
赤星四郎・六郎が支えた日本ゴルフ黎明期年表
著者等紹介
隅田光子[スミタミツコ]
1925年生まれ。赤星四郎の次女。赤星家の資料を収集、「父・赤星四郎の覚え書きノート」を世に送り出した。娘時代から文章を書くことが得意で、叔父にあたる赤星六郎に本格的に小説を書くよう勧められたことも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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