ポホヨラの調べ―指揮者がいざなう北欧音楽の森“シベリウス&ニルセン生誕150年”

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772705134
  • NDC分類 762.389
  • Cコード C0073

内容説明

シベリウスの深淵、ニルセンの情熱―日本人の心を惹きつける“ポホヨラ(北)の響き”。指揮棒をペンに持ち替えて、その“シンプルな豊かさ”を伝える。北欧の作曲家200人のリスト付き。

目次

1 シベリウスの7つの交響曲(交響曲第1番;交響曲第2番 ほか)
2 シベリウスの主な管弦楽曲(クッレルヴォ;春の歌 ほか)
3 ゲーゼからニルセンへ(N・ゲーゼ―オシアンの余韻;C・A・ニルセン―交響曲第1番 ほか)
4 ポホヨラの調べを受け継ぐ者たち(U・クラミ―チェレミッシュ幻想曲;E・エングルンド―交響曲第4番「ノスタルジー」 ほか)
巻末リスト 北欧の作曲家200人(フィンランドの作曲家48人;ノルウェーの作曲家38人 ほか)

著者等紹介

新田ユリ[ニッタユリ]
国立音楽大学、桐朋学園大学ディプロマコースで学ぶ。尾高忠明・秋山和慶・小澤征爾・小松一彦の各氏に師事。第40回ブザンソン国際青年指揮者コンクールファイナリスト、第9回東京国際音楽コンクール(指揮)第2位。2000年より1年間文化庁芸術家在外研修性としてフィンランド・ラハティ交響楽団にてオスモ・ヴァンスカに師事。以来日本とフィンランドを拠点として北欧の楽団、音楽祭に客演を続ける。愛知室内オーケストラ常任指揮者。日本シベリウス協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

4
北欧音楽のスペシャリストとして知られる指揮者が、その魅力を紹介するガイド。刊行時は、シベリウスとニールセン生誕150年だったので、彼らの交響曲と北欧の現代音楽が中心になっている。北欧の自然と歴史、そして作曲家たちの人生と心情が込められて、陰鬱だが神秘的、壮大な音楽世界に、僕は好きで魅了しているのだろう。巻末には、その他の北欧の作曲家リストが掲載され、これも面白い。2016/10/23

ヨハネス

3
ニルセン(昔はニールセンって言ったなあ)はそう頻繁に取り上げられないし、少ないチャンスの演奏会を聴きながら居眠りしてしまったことがあります。相当面白い人だったんですねえ。今度は寝ないで聴かなきゃ(爆)新田先生は顔ではなく棒の表情が素晴らしい指揮者ですが(いえ、お顔立ちも素晴らしいけどそれを指揮に使うのではないという意味(*_*;))、その棒が編み出す色彩が、ここまで詳しい解説として文章になると、、ちょっぴり硬い。曲をすぐ思い浮かべられる人でないと楽しむのは難しいかもしれません。「アトムの音階」調べよう。2015/06/14

やま

2
シベリウスとニールセンの生誕150年の今年、新田さんのこの本には、北欧音楽に真正面から指揮者として向き合った人の言葉があった。本を読みながらそれぞれの音楽も聴きたいと思わせる。2015/06/09

chunden

1
次の定期で振って頂く指揮者の本。演奏曲目の話も書いてあるし。ああ、指揮トレが楽しみだなぁ…その前にしっかりと練習しないといかんが2015/06/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9651338
  • ご注意事項

最近チェックした商品