西洋の没落―世界史の形態学の素描〈第2巻〉世界史的展望 (普及版)

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  • サイズ A5判/ページ数 414p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772704588
  • NDC分類 201.1
  • Cコード C1010

内容説明

共鳴と感動、衝撃と恐怖、そして後世への絶大な影響…洋の東西を超えて読み継がれてきた古典的名著にして今なお卓見の光る不朽の書。

目次

第1章 起原と土地と(宇宙的なものと小宇宙と;高度文化の群れ;諸文化間の関係)
第2章 都市と民族と(都市の魂;民族、人種、言語;原始民族、文化民族、フェラッハ民族)
第3章 アラビヤ文化の諸問題(歴史的仮晶;マギ的な魂;ピュタゴラス、モハメッド、クロムウェル)
第4章 国家(身分の問題、貴族と僧侶と;国家と歴史と;政治の哲学)
第5章 経済生活の形式界(貨幣;機械)

著者等紹介

村松正俊[ムラマツマサトシ]
明治28年(1895年)東京に生まれた。東京大学文学部卒業。以後慶應大学、日本大学、東洋大学などの教職のかたわら『新思潮』『種蒔く人』『詩聖』などの同人として文芸評論、社会評論、詩作などを発表した。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Gotoran

44
一面的考え方の第一次大戦当時のヨーロッパ中心主義史観を痛烈に批判した歴史哲学書。発刊時、多方面から物議を醸し、哲学、歴史学、文化学、芸術等々、多大の影響を及ぼしたと云う。“ファウスト的認識とアポロン的認識と”などという表現からゲーテとニーチェの影響を垣間見た。本巻“世界史的展望”では、2つの認識を起源・土地・科学・国家他の発達史に辿り、ヨーロッパに対してアラビア文化の充実を説いていく。広範・多岐に亘った内容で知的好奇心擽られたものの、自身の前提知識不足のため、前巻同様、通読の域を出ず。2015/12/24

v&b

0
最後の直線、大外から貨幣の急襲2015/06/08

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