カニ先生のタコペディアにっぽん

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カニ先生のタコペディアにっぽん

  • 可児 弘明【著】
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  • 岩波書店(2025/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616928
  • NDC分類 484.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「日本人と蛸の交響は歴史・文学・美術はもとより、祭りや芸能、信仰・伝承、はては民話・玩具・食文化まで、いたるところから聞えてくる。善かれ悪かれ日本人の感情によほど訴える生き物」、それがタコ! その魅(魔)力に「吸いつかれて」七十年余。カニ先生が全国津々浦々、機会あれば集め続けたタコ百般に関するタコ談義の集成。

内容説明

あのひょっとこ口に向こう鉢巻きはいつから?タコには霊力がある?日本人はいつから食していたのか?著者曰く「日本人と蛸の交響は歴史・文学・美術はもとより、祭りや芸能、信仰・伝承、はては民話・玩具・食文化まで、至る所から聞こえてくる。善かれ悪しかれ日本人の感情によほど訴える生き物」、それがタコ!謎に溢れるタコに「吸いつかれて」七十年余。カニ先生が全国津々浦々、機会さえあれば集め続けた、タコ百般に関するタコ談義の集成。

目次

1 蛸「八」変化(蛸の足考;ひょっとこ口は江戸の昔から)
2 関東の茹で蛸・関西の生蛸(蛸食は弥生の昔から西高東低;蛸を食べて稲の豊穣を祈る;「食べる国」と「食べない国」;「引張り蛸」になれない蛸)
3 蛸信仰と日本人(日本人特有の隠喩;蛸の「類感呪術」―私説 花巻人形の蛸;神仏の従者になった蛸、なり損なった蛸;「災いくるな」―わら蛸を下げる房総のムラ;蛸の霊力)
4 神出鬼没の蛸(東西で異なる蛸踊り;蛸猿の仲;踊る蛸・担がれる蛸)
5 縄文人は蛸を食べていたか―蛸の考古学と私

著者等紹介

可児弘明[カニヒロアキ]
1932年、千葉県市川市生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は東洋史。民俗学、社会史、華僑華人研究。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程修了。香港中文大学新亜研究所助理研究員を経て、慶應義塾大学教授。同大学退職後、敬愛大学国際学部教授。1965~73年にかけて香港中文大学にて調査活動。79~80年にUCLA等にてアメリカ華僑の調査。その他、台湾、シンガポール、マレーシア、タイなどで華人伝統文化を調査する。1969年、『香港艇家的研究』にて第5回澁澤賞(日本民族学会、現在は日本文化人類学会)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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志村真幸

2
 著者は東洋史や民俗学の研究者。  卒業論文でタコをとりあげて以来、70年以上も関心をもって話題を集め続けてきたらしい。  蛸壺の歴史に踏みこんだり、蛸煎餅をかじってみたり、ひょっとこ口の造形がいつ生まれたかを追求したり。  房総では悪いものを防ぐまじないに、蛸を模した人形が使われることもあるとか。  話題そのものが楽しいし、さまざまなジャンルを縦横無尽に提示する知識の広さも素晴らしい。  蛸にこんなにもワクワクさせられるとは、思ってもみなかった。2025/09/22

於千代

2
歴史学者・人類学者の著者がタコにまつわるよもやま話を雑多に語る。 日本人とタコの関わりは古く、縄文時代から食されていたようだ。 タコが仏の従者になっていたり、吉原で祀られていたことは知らなかったので、興味深かった。2025/08/24

y

1
大学教授が書いた本ですが、印象としてはタコにまつわる雑多な話。 決してけなしているのではなく、興味の赴くままにタコに関する様々なことを集め、それを出し惜しみすることなく発表していて、素敵だなと思いました。 何より著者の楽しんでいる様子が伝わってきて、読んでいるこちらも楽しい気持ちになりました。 欲を言えば紹介しているものの写真があるとよかったかなと思いました。2025/07/30

Go Extreme

1
骨なきタコの考古学挑戦 日本文化のタコの隠喩 病を祓う「懲戒呪術」とタコ 咳止め祈願の蛸地蔵 鼠除け蛸担ぎ猫奇譚 疫病防ぐわら蛸の辻切り 妖怪ケンムンとタコの俗信 江戸の滑稽「蛸踊り」と浮世絵 縄文タコ利用の考古学的謎 弥生時代の飯蛸壺の発見 古墳期タコ型土製品の謎 タコの柔軟性と三つの心臓 政治風刺画のタコと権益 江戸の奇談「足切り八助」 関東の茹で蛸、関西の生蛸 大阪の蛸好きと名店「たこ梅」 半夏生のタコと豊作祈願 県の魚としての地域タコ アングロサクソン文化のタコ忌避 タコ8本足と多足・少足奇談2025/05/17

遠藤 悪

0
タコ好きなので読まずにはおれない。図書館で借りたが。タコと日本人との関係を中世から解き進めるという感じか。面白い。2025/09/25

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