天皇の玉音放送

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772703949
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

昭和天皇の「終戦の詔書」は日本をどう変質させたのか。今改めて「あいまいな日本の戦後」を問い直す。

目次

第1章 二一世紀における歴史認識
第2章 「玉音放送」を読み直す
第3章 マッカーサーとヒロヒト
第4章 「人間宣言」というトリック
第5章 戦後体制とは何か
第6章 サンフランシスコ講和条約と日米安保体制下における象徴天皇制
終章 我らの戦後

著者等紹介

小森陽一[コモリヨウイチ]
1953年、東京生まれ。日本近代文学専攻。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て、現在、東京大学教授。雑誌『漱石研究』の編集に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

58
【図書館】戦後70年を迎える今、自分がどこに立っているのか観る必要性を想い読む。神話的幻想的な歴史の言語体系の中で、談合的合作でつくりあげられた歴史的事実をまざまざと見せつけされたが、小森のいう「日本人」という共同幻想から目覚めるには、「ニュートラル」になってしまった僕は、一体どう生きていけばいいのかという焦燥感、欠乏感のようなものを覚える。小森の勇敢なペンの力に敬服する。護憲派も改憲派も本書を精読されることをお勧めします。自分の事しか頭にない《無責任》で幻想的なものが、我々の言語的体系の中枢にあるのか?2015/01/27

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