連帯社会主義への政治理論―マルクス主義を超えて

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772703567
  • NDC分類 309
  • Cコード C0031

内容説明

「マルクス主義」は広い分野をカバーしているが、ここではとくに「唯物史観」やその政治理論―「プロレタリアート独裁」論など―を検討・批判することが主要な課題である。この作業を通して、著者は「オーストリアの社会主義理論」を発見・再評価することになった。そこには、レーニン主義とは鋭角的に異なる“社会主義への道”が展開されていた。補論に「私のトロツキズム体験」を加えたが、これは1975年から80年まで5年間在籍していた第4インターナショナル日本支部での活動の私的総括である。

目次

第1部 通説の検討と新構想(“社会主義と法”をめぐるソ連邦の経験―ロシア革命が直面した予期せぬ課題;オーストリアの社会主義理論の意義;「唯物史観」の根本的検討;「まず政治権力を獲得」論の陥穽 ほか)
第2部 補論(私のトロツキズム体験;批評に答える―拙著『協議型社会主義の模索』について;新鮮な「いかに生きるのか」の問い―「若者たち」三部作再上映;オウムが鳴いてよい条件 ほか)

著者等紹介

村岡到[ムラオカイタル]
1943年4月6日生まれ。1962年新潟県立長岡高校卒業。1963年東京大学医学部付属病院分院に勤務(1975年に失職)。1969年10・21闘争で逮捕・有罪。1980年政治グループ稲妻を創成(1996年に解散)。現在『カオスとロゴス』編集長。個人紙「稲妻」を発行
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