内容説明
世界の海をかけめぐって取材し、クジラやイルカの写真を撮影している著者が、クジラやイルカに関する99のなぞに、みずからが撮った美しい写真を使って回答。
目次
第1章 クジラやイルカにはどんな種類がいるの?
第2章 クジラやイルカはどう進化してきたの?
第3章 クジラやイルカはどんな体をしているの?
第4章 クジラやイルカはどうくらしているの?
第5章 クジラやイルカはどんな仲間とくらすの?
第6章 クジラやイルカになにが起きているの?
著者等紹介
水口博也[ミナクチヒロヤ]
1953年、大阪府生まれ。写真家・ジャーナリスト。京都大学理学部動物学科卒業後、出版社で書籍の編集に従事しながら、海棲哺乳類の研究と写真撮影をつづける。1984年、フリーランスとして独立。以来、世界じゅうの海をフィールドに、動物や自然を取材して数々の写真集を発表。なかでも鯨類の生態写真は世界的に評価されている。現在は1年の半分を海外で写真撮影と取材に費やし、残りの半年は日本で執筆、編集、講演等をおこなっている。近年は地球全体を視野に入れ、熱帯雨林から南極・北極まで広範囲にわたって取材をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takewoody
4
児童図書だけど、クジラ、イルカの生体、勉強になりました。 2021/11/10
ウハタ
1
99の質問に答える形のクジラとイルカの本。知らなかった事が沢山あって面白かった。陸上哺乳類だと頭の骨にしっかりと耳骨が固定しているのに対し、クジラ目は耳骨が離れているとか。夜に目が光るとか。耳の穴は塞がってるから下顎にある音響脂肪を使って音を聞いているとか。人間の様な声帯は持ってないから、どこから声を出しているのかとか等々。後写真が多いので見ていて楽しい!海の青落ち着く。海だけじゃなく骨格の写真もあるし。P81のシロナガスクジラの写真が美しい。2018/09/12
わらび
1
ちょうど9日の夜に読み終えたのですが、朝起きてびっくり。茨城県のイルカ大量座礁。クジラに興味を持ち始めた自分にはすごく勉強になる本でした。マッコウクジラが深く潜ったあとに、再び酸素を貯めるために水面でぽかーんとしている図を思い浮かべたら可愛い。2015/04/10
斑入り山吹
1
図書館本。気楽に読める、と高をくくっていたら、読み易いうえに内容も濃かった。写真は多いし、子供も意識してかルビは多いし、なかなかよい本だ。著者の愛だねぇ。2013/05/27
kambashig
1
尾びれが魚と違い水平な理由、イルカの歯に臼歯がない理由がおもしろかった。生き物のカラダはよくできているものだとあらためて感心。写真も小さめながらきれい。タイトルや装丁、ページのデザインが地味なのが残念。 2013/04/06