スキー技術の真実―理想的なターンを科学する

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スキー技術の真実―理想的なターンを科学する

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772662239
  • NDC分類 784.3
  • Cコード C3075

出版社内容情報

もっとうまく、速く、自由自在に

日本スキー界の大革命!
科学的根拠に基づいた理論とトップスキーヤー武田竜選手(全日本スキー技術選手権大会3連覇)とのコラボから生まれたメソッド がここに!!

なぜ世界トップレベルの選手たちは素晴らしいパフォーマンスを発揮できるのか。そこに何か新しい技術が存在するわけではありません。「理にかなった動作」をどのような条件でも実行できるスキルをもっているから――その一点に尽きるのです。
この事実をできるだけ多くのスキーヤーの皆さんに知っていただき、目指すべき理想のターンとして広く共有したい。本書にはそんな願いが込められています。

【もくじ】
第1章 ヒトの運動と効率  エネルギーから解き明かす、ターン技術の本質
第2章 「最大効率ターン」を目指す  もっているエネルギーをムダにしない技術
第3章 「最速ターン」を目指す  エネルギーをさらに増やして加速する技術
第4章 目標とするターン技術の実践  技術習得のためのチェックポイント
第5章 スキーブーツの適合性  フットベットの調整でパフォーマンスを上げる

内容説明

なぜ世界トップレベルの選手たちは素晴らしいパフォーマンスを発揮できるのか。そこに何か新しい技術が存在するわけではありません。「理にかなった動作」をどのような条件でも実行できるスキルをもっているから―その一点に尽きるのです。この事実をできるだけ多くのスキーヤーの皆さんに知っていただき、目指すべき理想のターンとして広く共有したい。本書にはそんな願いが込められています。

目次

第1章 ヒトの運動と効率―エネルギーから解き明かす、ターン技術の本質(初心者が、上級者よりも「疲れる」のはなぜか;人は無意識のうちに、最大効率で歩いている ほか)
第2章 「最大効率ターン」を目指す―もっているエネルギーをムダにしない技術(ムダな筋力を使わない―常にセンターポジションを維持する;位置エネルギーを減らさない―ロスー減らし、効率を上げる ほか)
第3章 「最速ターン」を目指す―エネルギーをさらに増やして加速する技術(ターン切りかえ時の加速―ストレッチング動作;荷重時の加速―パラメトリックターン ほか)
第4章 目標とするターン技術の実践―技術習得のためのチェックポイント(「最大効率」はあらゆるスポーツの技術のベース;スキーは“パッシブ”に“アクティブ”を上乗せする ほか)
第5章 スキーブーツの適合性―フットベットの調整でパフォーマンスを上げる(スキーヤーのパフォーマンスを引き出すスキーブーツとは?;合うブーツは「荷重中心」の移動が少ない ほか)

著者等紹介

鈴木聡一郎[スズキソウイチロウ]
北見工業大学学長/工学博士。1959年7月7日生まれ、北海道函館市出身。北海道大学工学部金属工学科卒。東北大学大学院情報科学研究科修了。大学在籍中はスキー部に所属し、競技スキーに没頭。卒業後は株式会社アシックスに入社し、スポーツ用具の開発に携わる。1993年より北見工業大学に入職。教鞭をふるうかたわら、自らの研究室でスキー用具の設計やトップスキーヤーのターン動作解析などに精力的に実施。一方では自らもプレーヤーとして全日本マスターズ選手権など各大会に挑戦。2018年に同学長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

24
☆☆☆★ 北見工大鈴木学長による良書。私はスキーはもう30年以上滑っていないが、本書に書かれているスキーターンの技術についての科学的な解説は非常に腑に落ちる内容。「科学的検証にによって導き出された事実が、日本のトップスキーヤーの実践的な感覚と見事に結びついている」というブレイン㈱坂本社長の言葉に良くまとめられている。2023/08/08

しんちゃん007

2
この著書はページ数も多くなくコンパクトにまとめてありデータに基づいているのでわかりやすい。最近のスキー技術選やプライズテストでの評価のポイントは、切り替え時にスキー板が走り、ターンでは「つ」の字型に行うと言われているが、何ぜそうすることが高評価になるか良くわかる本である。最大効率ターンから最速ターンに向け、一般スキーヤーでも十分に参考になる内容である。特に最大効率ターンの解説については、ポジショニングと重心の位置についてはスキーヤーであれば腑に落ちる解説であり自分自身の上達に希望が持てるような気がする。2023/02/03

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