内容説明
直下型地震などの大災害が発生した際、マンション住民が身を守るための第一の選択肢は「在宅避難」です。災害発生後、あなたとご家族は自宅を離れて避難所に向かいますか?本書は、著者の長年の実践と調査・検証を基に、10日以上の在宅避難を可能にするマンション防災の新しいあり方を、実例を交えてできる限り具体的に解説しています。マンションに住む皆さんは、従来の常識にとらわれることなく、本書が提案する事前の防災対策をいますぐ実践してください。
目次
第1章 マンション防災を始めるために
第2章 マンション防災の考え方と備え方
第3章 自宅で備える―災害時の食料・水・トイレ・連絡方法
第4章 家庭の防災―災害が発生したときに行うこと
第5章 災害発生時に行うこととやってはいけないこと―マンション防災の初動
第6章 避難所とはどんなところ?
著者等紹介
釜石徹[カマイシトオル]
災害対策研究会主任研究員兼事務局長、マンション防災士。宮城県仙台市出身。マンション特有の防災対策の研究を長年続けている。2011年に東京都大田区の防災検討委員に推挙され「逃げ込むだけの避難所から地域防災に立ち向かう拠点構想」を提唱し大田区地域防災計画に採用される。独自の視点で考案した1枚のマニュアル「マンション防災スマートシート」がマンション防災アイデアコンテスト及び内閣府主催のジャパン・レジリエンス・アワードにおいて優秀賞を受賞。災害で電気・ガス・水道が止まっても、長期間の在宅避難ができる方法は具体的かつ実践的と好評を得ている。都庁での東京防災ホリデーセミナーのほか多くの自治体の防災講演会に登壇。マスコミからの取材も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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