内容説明
スリランカ・コーヒー産業史の欠落に挑戦し、フェアトレードで幻の名品スリーパーダコーヒー復活を夢見る男の執念。
目次
第1章 140年前、世界有数のコーヒー輸出国だったスリランカ
第2章 中東からヨーロッパに広がったコーヒー
第3章 セイロンコーヒーを復活させたイギリスの復雑な事情
第4章 「コーヒーの裏側」植民地支配・奴隷労働
第5章 100年間はコーヒーの危機時代
第6章 スリランカコーヒーをフェアトレードで世界ブランドに
著者等紹介
清田和之[キヨタカズユキ]
1946年5月1日熊本県生まれ。特定非営利活動法人日本フェアトレード委員会理事長。熊本県立濟々黌高校、静岡大学工学部卒業。幼保連携型認定子ども園学校法人北部学園北部幼稚園理事長。株式会社ナチュラルコーヒー代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ののまる
10
紅茶、砂糖、香辛料、綿花、そしてコーヒー…ヨーロッパ帝国主義時期の奴隷労働が、いまもなおそのまま継承されている。フェアトレードの大切さを再認識。タミル人強制移住について調べたい。2015/10/24
かずさ
0
面白い視点2016/11/02
いなほ
0
授業の熱が冷め切らんうちによむべきだったか。
kozawa
0
「かつてセイロン島はコーヒーの産地であった」「セイロン島のコーヒーの衰退はさび病とされるがそれだけでは説明がつかない」「セイロン島のコーヒーの衰退は時期的に英国の戦略と関連が見れる」当たりを語っているようで、英国との「関連」はもっと掘り下げても面白いかなぁと思いはするが、積極的意志をもった関与であったとするだけの話が書かれているという風にはほとんど読み取れず。2013/03/24
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