河出ブックス
オリンピック・シティ東京―1940・1964

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624129
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0351

出版社内容情報

返上と実施。二つのオリンピックで都市・東京はいかに変容したのか?! 第12回(1940)・第18回(1964)オリンピック東京大会を、都市・建築の視点から読み解く画期的な論考。

内容説明

東京は、第12回(1940)と第18回(1964)オリンピックの開催都市に選ばれた。第12回オリンピックは戦争激化のため返上、第18回オリンピックは成功を収め、戦後復興を国内外に知らしめた。二度のオリンピック東京大会の計画と実施を、都市・建築の視点から読み解くことで、戦前から戦後にかけての首都・東京とその建築の変容を浮き彫りにする。

目次

第1部 第12回オリンピック大会(一九四〇年)(オリンピック招致から返上へ;戦前の都市計画;競技場;オリンピック村;都市基盤)
第18回オリンピック大会(一九六四年)(オリンピック招致から開催へ;戦後の都市計画;競技場;選手村;都市基盤)
補遺 第31回オリンピック大会(二〇一六年)招致

著者等紹介

片木篤[カタギアツシ]
1954年、大阪府生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院環境学研究科教授(建築設計・意匠)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

4
選手村のこと。「ベルリンでは、ワイマール期に国際‐近代主義による大規模団地‐ジードルンクが多数建設されたが、ナチス政権下では、地域‐伝統主義に根ざした小規模団地‐クラインジードルンクの建設が推進され、ベルリン大会の五輪村もそれに沿って建てられた。第十二回五輪大会の駒沢オリンピック村もベルリン大会の五輪村をそのまま踏襲した…第十八回五輪大会時に…選手村として使われたワシントンハイツは…木造低層住棟を囲み配置するという点で、地域‐伝統主義に回帰していた。が、それは日本ではなくアメリカの地域‐伝統主義であった」2025/09/29

Was

1
東京は昔から、緑を必要としていたのだな。2011/04/23

takao

0
ふむ2025/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/430838
  • ご注意事項

最近チェックした商品