出版社内容情報
この本には、学校の薬物乱用防止教室では知ることができない、リアルな依存症の話が書かれています。
専門家だけでなく、多くの依存症当事者と家族、そして子どもたちに協力してもらい、依存症とは何か、回復していくとはどういうことかを紹介した初めての本です。
依存症にまつわる正しい情報と、依存症の当事者・家族の体験、そして啓発を続けている人たちが深めてきた知識を、会話形式で説明しました。
内容説明
この本には、学校の薬物乱用防止教室では知ることができない、リアルな依存症の話が書かれています。専門家だけでなく、多くの依存症当事者と家族、そして子どもたちに協力してもらい、依存症とは何か、回復していくとはどういうことかをマンガと会話形式で紹介しました。
目次
第1章 依存症ってなんだろう?(アルコール依存症;薬物依存症;ギャンブル依存症)
第2章 依存症からどうやって回復するの?(依存症と当事者をめぐる誤解と偏見;自助グループとつながる)
第3章 親の問題に振り回されている子どもたち(依存症の人たちに向き合う;ヒミツを話せる人たちに会う)
第4章 子どものうちからできる依存症予防(子どもの権利とライフスキル)
著者等紹介
松本俊彦[マツモトトシヒコ]
精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職
田中紀子[タナカノリコ]
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表。競艇・カジノにハマったギャンブル依存症当事者であり、祖父、父、夫がギャンブル依存症という三代にわたる当事者家族の立場も経験。講演やイベントを通じて依存症という病気についての啓発活動や予防教育、依存症当事者やその家族に対する支援活動を行なっている
風間暁[カザマアカツキ]
特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)社会対策部。ASK認定依存症予防教育アドバイザー。保護司。自らの経験をもとに、依存症と逆境的小児期体験の予防啓発と、依存症者や問題行動のある子ども・若者に対する差別と偏見を是正する講演や政策提言などを行なっている。2020年度「こころのバリアフリー賞」を個人受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
ひろか
トッチ–