出版社内容情報
和田秀樹[ワダヒデキ]
著・文・その他
内容説明
幼少期から周囲に「ああしろこうしろ」と言われていい子でい続け、叱られるのが怖くて新しいことにチャレンジできない子どもたちがいます。型にはめられて萎縮してしまっているのです。いじめっ子に立ち向かって殴られたとしても、相手が不利になるだけです。そういう事態になったら、周囲の助けを借りればいい。子ども時代はいろんなことを試すチャンスです。そのことによって15歳の壁を乗り越えて、その後の長い人生を生きていく力を蓄えることができます。
目次
学校編
人間関係編
失敗と実験編
家族編
心と体の健康編
大人になる編
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪市生まれ。1985年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、国際医療福祉大学特任教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、日本大学常務理事。和田秀樹こころと体のクリニック院長。和田秀樹の親塾代表・緑鐡受験指導ゼミナール代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pinko
21
子供時代に周りに合わせろ、みんなの気持ちを読め、協調性が大切などの義務教育をされる事がこの国にユニークな人間が出てこない原因。 子供時代は変わり者でいい。周りの意見で自分を変えてはダメ。 著者は東大卒の精神科医ですがASDの典型のような子供で母に資格を取るよう言われたそうです。この本を読んで思ったのは日本の教育はまだまだ個性を認めず、世間もYESマンで意見を言わない人を「控えめでいい人」と褒め称える所が有りますが、これからの子供は他者の個性や意見を受け入れ生きて行く、どんな風に変化していくのか楽しみです。2024/04/13
turtle
7
精神科医だけあって、学校でいじめられているときは自分を守るために医者に話して欠席のための診断書を書いてもらい、合法的にさぼる、といったアドバイスが面白いなと思いました。また、今、夢がないのであれば、なるべく良い大学へ行っておいた方が将来の選択肢が広がるという受験のプロとしての意見も書かれています。2023/03/08
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