内容説明
障害者本人と家族が「親なきあと」の本人の生活を組み立てるためには、福祉とお金の両方の準備が必要です。さらに、それを本人が使えるしくみで残すことが大切です。福祉施設や行政機関、特別支援学校で支援者が「親なきあと」の相談を受けたときに、利用できる制度・アドバイスのポイントなどについて、具体的な事例をもとにまとめました。
目次
第1章 相談室の活動について(「親なきあと」問題は多くの家族が抱えている;「親なきあと」を自分たちで考え決める時代 ほか)
第2章 家族からの相談事例とアドバイス(まだ子どもが学齢期、目先のことで手いっぱい;親が現役世代で子どもは20代 ほか)
第3章 「親なきあと」を支える制度としくみ(障害者雇用のしくみ;年金や手当 ほか)
第4章 「親なきあと」相談室のこれから(地域とのつながりを作る;多くの人が近くの支援につながるために ほか)
著者等紹介
渡部伸[ワタナベシン]
「親なきあと」相談室主宰。渡部行政書士・社労士事務所代表。1961年、福島県会津若松市生まれ。2級ファイナンシャルプランニング技能士、行政書士、社会保険労務士などの資格を取得。2014年、知的障害や精神障害の子どもをもつ親の悩みに寄り添い、ともに考えるため「親なきあと」相談室を開設。現在は日本全国での講演や執筆など幅広く活動している。世田谷区手をつなぐ親の会会長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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