内容説明
聞こえない/聞こえにくい世界を知り、耳の不自由な人とともに生きるためのビジュアル教材。聞こえない/聞こえにくいってどういうこと?聞こえない/聞こえにくい人のくらしのくふう。聞こえない/聞こえにくい人とともに生きるための社会のくふう。聞こえない/聞こえにくい人がのぞむこと。聞こえない/聞こえにくい人をサポートする方法。交流及び共同学習の事前/事後学習に必須の1冊!共生社会の一員として、偏見やまちがった思いこみを取りのぞき、関心を持ち、正しく理解するための障害学習ビジュアルブック。対象:小学校中学年以上。
目次
第1章 耳の不自由な人のくらし
第2章 耳の不自由な人のコミュニケーション
第3章 耳の不自由な人をサポートする
第4章 耳の不自由な人が学ぶ場所
第5章 社会でかがやく耳の不自由な人
第6章 ともに生きていくために バリアフリーな社会って?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
22
図書館本。正しい理解のためにとても分かりやすく、丁寧な作りをされている一冊。小学生から大人まで、聴覚に関する課題を理解する上で、一読必須と感じました。良書です。2023/06/02
ドシル
9
大判でフルカラーで内容はとっても良いと感じた。 ろう者の薬剤師やバス運転手、医師などの紹介もある。 人工内耳や補聴器、手話、筆談の説明めある。 公立のろう学校、私立のろう学校の紹介もある。 内容は本当に良いの! でも、でも!なぜ「耳の不自由な人」と言う言い方を選んでいるんだろう。 「聴覚障害者」とか「ろう者や難聴者」じゃダメなんだろうか。 子どもにわかりにくいから? 「不自由」と言う言い回しはタイトルにも本文にもあまり使って欲しくないなと言う個人的意見。 内容は良いからちょっと残念。2022/04/17
まる
5
聴覚障碍者のための日本の・世界の大学や、今現在はたらいている方の一日にかなりのページを割いていて、 聴覚障害のかたが生きていくにあたって助けとなりたい、 聴覚障害でないひとに知ってほしい、ということがよくわかる誠実な本。 支援学級がある学校にはぜひおいていてほしい。目・耳・ことば・こころと続くらしいので、続刊もたのしみ。2022/02/03
とくま
4
△法律が変わると信じて進んでいくのすごいな早瀬さん 2022/05/08
じゃがたろう
1
図書館本。ビジュアルブックという名の通り、オールカラーで資料が充実している。世間一般への理解啓発も大切だし、当事者といわれる方々をエンパワーメントにもつながる良書と感じた。インクルーシブな社会のために、小学校・中学校の図書室にもぜひ置いてほしいシリーズ。もちろん大人が読んでも学ぶところがたくさんある。2025/03/27