内容説明
この本では、子どもの読書レベルや興味関心に合った本を選び、教師や親といっしょに話し合いながら読書を楽しめる17のメソッドを紹介しています。ひとりで読書が困難な子も、本があまり好きでない子も、意見を言い合いながらみんなで読書を体験することで、本に親しめます。本について自分の意見を言い、友だちの意見を聞き、話し合うことでコミュニケーション力を育てます。特別支援教育におすすめ!
目次
1 読書メソッドの基本的な進め方(大好きな本を見つけて与える―選書の方法;興味や意欲を引き出す問いを立てる―質問のしかた;本のあらすじを理解させる―読解の方法1;登場人物の関係を理解させる―読解の方法2;本について話し合わせる―教師や親と対話する ほか)
2 本が好きになる17の読書メソッド(相手の気持ちを考える『と・も・だ・ち』;本に興味を持つ『はらぺこあおむし』;暴力ではなく話し合いで解決する『おひさまとおつきさまのけんか』;人の話を集中して聞く『ぶたたぬききつねねこ』;自分の意見を言う『ねえ、どれがいい?』 ほか)
著者等紹介
有元秀文[アリモトヒデフミ]
1971年東京都立新宿高等学校国語科教諭。1986年文化庁文化部国語課国語調査官。1991年国立教育研究所教科教育研究部主任研究官。2001年国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官。国際基督教大学語学科非常勤講師。2004年東京大学教育学部非常勤講師。2012年日本ブッククラブ協会理事長。2014年子どもブッククラブセミナー開設。2017年むさしのブックスクール開校。スペインで開発された読書教育方法「読書へのアニマシオン」を初めて現地調査により導入し普及した。アメリカで開発された読書による国語の指導法「ブッククラブ」を初めて現地調査により導入し、改良して普及した。NPO法人日本ブッククラブ協会を設立しブッククラブの指導方法の開発と普及を行っている。むさしのブックスクールを開設し指導法の研鑽と普及を行っている
松原ゆかり[マツバラユカリ]
2005年上越教育大学大学院学校教育研究科修了。2013年明治学院大学大学院社会学研究科前期博士課程修了。1989年~公立学校教諭。2018年武蔵野市立井の頭小学校特別支援学級コーディネーター。2020年武蔵野市立井の頭小学校特別支援学級教室主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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