神経発達症と少年非行―司法面接の実際 (新訂増補)

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神経発達症と少年非行―司法面接の実際 (新訂増補)

  • 藤川 洋子【著】
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  • 金剛出版(2025/11発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772421522
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C3011

内容説明

非行臨床の決定版!子どもの問題行動を考えるとき、いまや神経発達症という視点は欠かせない。少年非行と神経発達症との結びつきを臨床現場からいち早く指摘した著者が、その嚆矢論文、記念碑的研究を含む全14章を新たに構成。神経発達症の視点がどのように受け入れられてきたかを概観する。待望の新訂増補!!

目次

第1章 児童・青年期における司法精神医学―家庭裁判所調査官の立場から
第2章 非行と広汎性発達障害
第3章 「わかりにくい」性非行とその処遇―精神科医との連携例の考察
第4章 家庭裁判所の立場から見た青少年犯罪の諸問題―少年法改正と非行についての新しい視点
第5章 広汎性発達障害事例についての実証的研究―32事例の非行動因を類型化する試み
第6章 少年犯罪への新しい視点―司法面接の重要性
第7章 少年の凶悪事件を考える―特異な殺人
第8章 生物・心理・社会モデルから見た少年犯罪の統合的理解
第9章 発達障害を抱える非行少年の精神療法―“反省なき更生”を考える
第10章 これからの広汎性発達障害支援に望むこと―司法領域での経験から
第11章 虐待を聞く技術―子どもの司法面接とは?
第12章 発達障害と司法
第13章 発達障害事例への治療的アプローチ
第14章 少年犯罪、思い出づくし

著者等紹介

藤川洋子[フジカワヨウコ]
京都ノートルダム女子大学客員・名誉教授、京都工芸繊維大学アクセシビリティ・コミュニケーション支援センター。大阪大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。家庭裁判所調査官として大阪、京都、名古屋、大津、東京の家裁勤務を経て、2006年春、大阪家裁総括主任調査官を辞し、京都ノートルダム女子大学心理学部教授。2015年8月京都工芸繊維大学教授。2016年4月より特定教授。2023年4月より非常勤カウンセラー。京都府特別支援教育専門家チーム委員。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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