ケアする対話―この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

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ケアする対話―この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

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  • サイズ 46判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772420242
  • NDC分類 369.04
  • Cコード C3011

内容説明

ケアを主題とする、4つの珠玉の対話を収めた一冊。オープンダイアローグや当事者研究、中井久夫をはじめケアと親和性の高い人物への考察など、テーマは多彩にちりばめられる。医療や対人支援といった専門領域のみならず、ケアの倫理や文学研究など垣根を超えたさまざまな立場の声を巻き込み、対話はひらかれていく。対話は、完成せず、余白があることに意味があるという。声は双方向から混ざり合いつつも一つに調和せず、ポリフォニック(多声的)に響き合い、新たな価値を生む。

目次

対話はひらかれ、そしてケアが生まれる―物語・ユーモア・ポリフォニー(“ミニ講義”自助グループ化、当事者創作について;“ミニ講義”オープンダイアローグ入門;“ミニ講義”ケアの理論とオープンダイアローグ;“クロストーク”対話はひらかれ、そしてケアが生まれる―物語・ユーモア・ポリフォニー)
ケアする読書会(当事者研究とオープンダイアローグ;対話の余白、物語のほつれ目 ほか)
「当事者批評」のはじまり(病跡学から当事者批評へ;頭木文学の秘密 ほか)
異なる世界をつなぐ創作と研究(自助グループの経験―「当事者創作」と「分身」;存在しない種類の本―研究のあり方を問い直す;当事者研究の出発点―場の安全をどう保つか;マルチエンディングの物語―哲学と障害・病気の世界観)

著者等紹介

横道誠[ヨコミチマコト]
1979年生まれ。京都府立大学文学部准教授。博士(文学)(京都大学)。専門は文学・当事者研究

斎藤環[サイトウタマキ]
1961年生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。医学博士。爽風会佐々木病院・診療部長を経て、筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」問題の治療・支援ならびに啓蒙

小川公代[オガワキミヨ]
1972年生まれ。上智大学外国語学部教授。ケンブリッジ大学政治社会学部卒業。グラスゴー大学博士課程修了(Ph.D.)。専門は、ロマン主義文学、および医学史

頭木弘樹[カシラギヒロキ]
文学紹介者。筑波大学卒。大学三年の二十歳のときに難病になり、十三年間の闘病生活を送る

村上靖彦[ムラカミヤスヒコ]
1970年生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。大阪大学大学院人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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青猫ノラ

5
創造と症状が等価物であり、作品を創ることが発症の代わりになっていること。天才は病んでいるのではなく、普通の人以上のレジリエンスを持っていること。当事者研究は、サイエンスの形式で文学やっていこうとするムーブメント。この辺りが、印象に残りました。病と創造の関係について、興味深い示唆。2024/04/18

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