内容説明
クライアントが“人生の主人公”になるために―。成人の個人アセスメントから、子ども・思春期・若者のアセスメントまで、クライアントの人生をポジティブに変える「協働的/治療的アセスメント」の方法と実践を解説!
目次
協働的/治療的アセスメント―基本概念・歴史・リサーチ
第1部 成人の個人アセスメント(解離症状を呈したクライアントとの治療的アセスメント―内的ナビゲーションの習得;神経心理アセスメントにおける協働―自殺の危険性のある成人に対する介入としてのメタファーの力;多数回の自殺企図後の治療における治療的アセスメント;重度虐待ケースにおける治療的なアセスメント―過去を抱えて生きる女性)
第2部 子ども・思春期・若者のアセスメント(思春期女子の治療的アセスメント―わかってもらえたと思えるようになるまで(10代の養女のケース)
子どもとの協働的な物語づくり―言うことを聞かない6歳男児
ロールシャッハ・ベースド・サイコセラピー―自殺願望のある若い女性との協働
里親委託された児童との協働的アセスメント―悪い行いへの理解を新たにする
10歳の男児とその両親との治療的アセスメント―人を馬鹿にするような不遜な振る舞いに隠された心の痛み)
第3部 特別応用(監護権評価に代わる治療的アセスメント―喧嘩をやめられない両親と思春期男子青年;危機に陥ったカップルとの治療的アセスメント―コンセンサス・ロールシャッハによって問題のある投影同一化から脱する)