精神分析のゆくえ―臨床知と人文知の閾

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精神分析のゆくえ―臨床知と人文知の閾

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  • サイズ 46判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772419321
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

内容説明

精神分析はどこに向かうのか?フロイトによる「素人分析」の問い、ルソーと倒錯論、精神病体験と欲動論の未来、イタリア現代思想、情動のデモクラシー、そして移行対象とポリリズムへ―人文学との討議より生まれ、ふたたび人文学へ帰還する、精神分析のダイナミズム。

目次

1 素人分析の問題(素人が精神分析理論を論じることの問題―フロイト「素人分析の問題」から出発して;精神分析はどこにあるのか、精神分析家とは誰か―レイ・アナリシス論文を素材にフロイトと対話する;〈討議の後に〉精神分析の「幼年期の終わり」)
2 倒錯(倒錯と法―「症例」ルソーとその思想;倒錯の一般的な特徴;〈討議の後に〉他者性の否認、愛の砂漠)
3 精神病はいま(精神病体験の本態を探る;欲動論の未来―精神病と自閉症;〈討議の後に〉私たちは「精神病」について、まだ何も知らない)
4 現代思想(ジョルジョ・アガンベンと精神分析;共感の共同体論再考―来たるべきテレパシー民主主義のために;移行対象とポリリズム―精神科閉鎖病棟における「遊び」の試み)

著者等紹介

十川幸司[トガワコウジ]
精神分析家、精神科医。個人開業

藤山直樹[フジヤマナオキ]
精神分析家、精神科医。個人開業、小寺記念精神分析研究財団理事長、日本精神分析協会訓練分析家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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朝ですよね

4
流し読み。小寺記念精神分析研究財団が企画したワークショップを書籍化したもの。人文系の学者と精神科医で、精神分析について学際的に論じる内容。精神障害の診断基準が整備され治療も投薬が中心となった現代、フロイトから始まった精神分析は臨床における価値が失われたかのように見られている。倒錯や不安といった、症状に関する分析はやはり有効であるように見える(手間はかかりそうだが)。一方で、現代思想や社会まで敷衍する議論はやはり価値が見出しにくいのではないか。2023/05/29

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