出版社内容情報
短期療法の理論と実践を提示した初版に,悲嘆やPTSD様反応に対するスリー・ステップ・モデルを加えた新版登場。短期療法は専門家中心的解釈を優先しない,クライエント・ファーストの心理療法です。
本書で著者らは,悪循環を切る「MRIアプローチ」と良循環を拡張する「ソリューション・フォーカスド・アプローチ」の短期療法の二つの,いいところを統合した「表裏のアプローチ」を提唱しています。
自殺企図,パニック障害,気分変調性障害,摂食障害,脱毛に悩む青年や不登校,家庭内暴力など,豊富な事例を挙げ,「ミラクル・クエスチョン」や「言葉の使い方」「ユーモア」「リフレーミング」「逆説介入」「課題の提示法」など,セラピーに用いられるさまざまなコミュニケーション・テクニックを紹介し,短期療法をわかりやすく解説します。
新版では,近年の展開である,悲嘆やPTSD様反応に対する短期療法に基づく,ステップ?(ノーマライズ),ステップ?(do more & コンプリメント),ステップ?(リフレーミング & パラドックス介入)のスリー・ステップス・モデルを紹介します。
このガイドブックで,短期療法がクライエント・ファーストのやさしいセラピーであることを学んでください。
はじめに
第1章 短期療法(ブリーフセラピー)とは
第2章 短期/家族療法を理解するために
第3章 短期療法?表裏のアプローチ?
第4章 治療的会話法
第5章 介入課題の出し方・使い方
第6章 短期療法テクニックの研究
第7章 短期療法の展開
あとがき
若島孔文[ワカシマコウブン]
著・文・その他
長谷川啓三[ハセガワケイゾウ]
著・文・その他
内容説明
短期療法は専門家中心的解釈を優先しない、クライエント・ファーストの心理療法です。本書で著者らは、悪循環を切る「MRIアプローチ」と良循環を拡張する「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」の短期療法の二つのいいところを統合した「表裏のアプローチ」を提唱しています。自殺企図、パニック障害、気分変調性障害、摂食障害、脱毛に悩む青年や不登校、家庭内暴力など、豊富な事例を挙げ、「ミラクル・クエスチョン」や「言葉の使い方」「ユーモア」「リフレーミング」「逆説介入」「課題の提示法」など、セラピーに用いられるさまざまなコミュニケーション・テクニックを紹介し、短期療法をわかりやすく解説します。新版では、近年の展開である、悲嘆やPTSD様反応に対する短期療法に基づく、ステップ1(ノーマライズ)、ステップ2(do more&コンプリメント)、ステップ3(リフレーミング&パラドックス介入)のスリー・ステップス・モデルを紹介します。
目次
第1章 短期療法(ブリーフセラピー)とは
第2章 短期/家族療法を理解するために
第3章 短期療法“表裏のアプローチ”
第4章 治療的会話法
第5章 介入課題の出し方・使い方
第6章 短期療法テクニックの研究
第7章 短期療法の展開
著者等紹介
若島孔文[ワカシマコウブン]
2000年東北大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)、臨床心理士、家族心理士、ブリーフセラピスト(シニア)。現在、東北大学大学院教育学研究科准教授、日本ブリーフセラピー協会研究員制度チーフトレーナー、『International Journal of Brief Therapy and Family Science』編集委員長、International Academy of Family Psychology(国際家族心理学会)副学会長、日本家族心理学会常任理事、日本カウンセリング学会『カウンセリング研究』編集委員、日本心理臨床学会代議員、海上保安庁第二管区・第三管区心の健康対策委員、仙台市教育委員会学校生活支援巡回相談員他
長谷川啓三[ハセガワケイゾウ]
1979年東北大学大学院博士課程修了、1983年教育学博士、臨床心理士。現在、東北大学名誉教授(臨床心理学)、日本家族心理学会理事、Mental Research Institute日本代表、日本ブリーフセラピー協会代表、日本家族カウンセリング協会役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
江津 有倣
BATTARIA