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出版社内容情報
「不登校」には子どもの数だけ理由があり,子どもとの「接し方」に唯一の正解はない。しかし子どもをなんとか助けたいと望む親や教師が参考にできる,心理的支援の専門家が培ってきた「技」がある。日々不登校の子どもたちと接してきた臨床家が,イメージを膨らませ,苦しいこころを理解する間口を広げ,子どもと支援者がともに機会をとらえて歩き出すための指針を「十二の技」として,やわらかな語り口で解説する。
吉井 健治[ヨシイケンジ]
内容説明
「不登校」には子どもの数だけ理由があり、原因は一つでもなく、子どもとの「接し方」に唯一の正解はない。しかし子どもをなんとか助けたいと望む親や教師が参考にできる、心理的支援の専門家が培ってきた「技」がある。本書第1部では、日々不登校の子どもたちと接してきた臨床家が、イメージを膨らませ、理解の間口を広げ、苦しいこころを受けとめて、子どもと支援者がともに機会をとらえて歩き出すための指針を「十二の技」として解説した。第2部には、子どもたちへの多様な支援のあり方、不登校理解の鍵となる概念についての調査研究を集めた。
目次
1 不登校の子どもへの理解と関わり(不登校の予防のための子ども理解と支援のあり方;相手のこころに近づく聴き方十二の技;不登校の子どもへの訪問十二の技;不登校と関わる十二の技)
2 不登校の子どもへの多様な支援(不登校と学校教育構造;不登校とフリースクール;不登校とホームスクール;不登校と別室登校;不登校とチャム;不登校の訪問臨床)
著者等紹介
吉井健治[ヨシイケンジ]
1961年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部心理学専修卒業、鳴門教育大学大学院学校教育研究科修士課程学校教育専攻生徒指導コース修了、名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士前期課程修了、同博士後期課程単位取得満期退学。臨床心理士。博士(心理学)。現在は、鳴門教育大学大学院臨床心理士養成コース教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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