目次
和紙のちから
紙の基礎知識(和紙と原料;和紙ができるまで;和紙と洋紙;起源と伝播)
衣食住遊 暮らしを彩る紙(住 八面六臂の働き者;衣 まとい携帯する;食 量産できる身近な素材;遊 豊かな表情を愛でる)
付録 桂樹舎 鯉のぼり型染絵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
72
紙のみぞ知るって「神のみぞ知る」に引っ掛けてあるんだね。現在、紙は洋紙の方が目に触れる機会は多い。大体皆が読んでいる本は紙でできているものばかり。手漉き和紙の原料の説明から、歴史、古い日常品や工芸品、美術品の写真も多数で、現代も活躍し海外でもさらに見直されているという和紙の魅力をあますところなく語られています。紙は平らなイメージが多いけれど、和紙は柔らかく丈夫で加工に向いているということが、よく分かります。浮世絵などのちりめん加工の作業の細かさに日本人の根気強さを感じます。年末、達磨作りも佳境でしょう。2016/12/11
宇宙猫
25
★★★ 道中合羽って「一路」のドラマに出てきたけど、あれが紙でできていたとは驚き。2016/12/10
みか
2
文房具としての和紙ではなく、意外性のある使用方法についてまとめられた本。服や器、置物など。奇をてらってのことではないだろうが、使い勝手はよいのだろうか。2016/11/09
huyukawa
0
思った以上にいろいろな使い方をしていることに驚く。服にまでしているとは想像していなかった。2017/06/07
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