内容説明
解決志向アプローチがこれまでもセラピーの大事な前提としていたにもかかわらず、明確に焦点をあててこなかった傾聴や情動の扱い、および長期の事例や集結に関する考え方を、理論と実践の両面から具体的にわかりやすく述べる。
目次
第1部 理論と実践(SFTの理論;セラピスト‐クライエント関係;クライエントを理解する;解決志向セラピーにおける情動;目標の明確化のプロセス:ワンウェイミラーの背後にいるチームとコンサルテーションのための休憩;サメーション・メッセージと提案)
第2部 応用編(カップルセラピー;ファミリーセラピー;自らの意思で来たのではないクライエントへのカウンセリング;長期のケース;危機に対する解決志向アプローチ)
著者等紹介
リプチック,イブ[リプチック,イブ][Lipchik,Eve]
アメリカ・ファミリーセラピー・アカデミー(the American Family Therapy Academy)会員。アメリカ夫婦・家族療法学会(the American Association for Marriage and Family Therapy)会員、および認定スーパーバイザー。1988年ウィスコンシン州ミルウォーキーでICFコンサルタント(ICF Consultants,Inc.)を共同設立。1980年から1988年まで、ミルウォーキーにあるブリーフ・ファミリーセラピーセンター(BFTC)の中心メンバーとして解決志向セラピー(SFT)を発展させた
宮田敬一[ミヤタケイイチ]
大阪大学大学院教授
窪田文子[クボタノリコ]
いわき明星大学文学部教授
河野梨香[コウノリカ]
早稲田大学研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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