境界性パーソナリティ障害―日本版治療ガイドライン

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772410410
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

地域ネットワーク,薬物療法,入院治療と主治医のマネージメントを中心に,一般の臨床家向けに書き下ろされたガイドライン。

内容説明

過食、自傷・自殺行為、性的放逸などを繰り返す、境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder:BPD)は、医療機関だけでなく、家庭や学校・職場、地域社会で問題となることが増えている。本書は、厚生労働省が設置した、境界性パーソナリティ障害の日本版治療ガイドライン作成に関する研究班の6年間の成果を、一般の臨床家向けに書き下ろしたものである。

目次

日本版治療ガイドラインの作成にあたって
境界性パーソナリティ障害の日本版治療ガイドライン
境界性パーソナリティ障害の長期経過と診断の変遷―一般外来で境界性パーソナリティ障害をどのように診ていくか
境界性パーソナリティ障害と救急医療
境界性パーソナリティ障害治療の地域ネットワーク―BPD患者の地域社会での流れの現状と対策
境界性パーソナリティ障害の長期予後
境界性パーソナリティ障害の外来治療―クリニックにおける境界患者の治療の現状と問題点
境界性パーソナリティ障害の薬物療法
境界性パーソナリティ障害の個人精神療法―一般臨床家のために
境界性パーソナリティ障害の家族へのアプローチ―病名告知と心理教育的アプローチをめぐって
境界性パーソナリティ障害の入院治療・1
境界性パーソナリティ障害の入院治療・2―入院時の諸問題、グループ・ミーティング
境界性パーソナリティ障害の入院治療・3―治療選択、デイケア、病診連携

著者等紹介

牛島定信[ウシジマサダノブ]
昭和14(1939)年福岡県生れ。昭和38(1963)年3月九州大学医学部卒業、インターン修了後、昭和39(1964)年4月九州大学医学部精神神経科学教室(大学院、副手)。昭和44(1969)年6月国立肥前療養所(厚生技官 医長)。昭和47(1972)年1月九州大学医学部精神神経科学教室(助手)。昭和48(1973)年ロンドン大学精神医学研究所(1年間)。昭和49(1974)年10月福岡大学医学部精神医学教室(講師、助教授、教授)。平成3(1991)年4月東京慈恵会医科大学精神医学講座(教授)。平成16(2004)年4月東京慈恵会医科大学(客員教授)。平成17(2005)年4月東京女子大学文理学部心理学科(教授)。平成20(2008)年4月東京女子大学大学院(特任教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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石橋

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今更ながら目を通してみると、理論的的でかつ現場に沿った指針が示されていてとても参考になった。2019/02/19

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