出版社内容情報
児童精神分析家にして乳幼児精神保健のパイオニア,セルマ・フライバーグの治療モデルを12の詳細な事例研究をもとに解説。
目次
乳幼児精神保健プログラムの紹介
息子を育てるための試練―赤ちゃんと母親
癒しの潜在能力と関係性の力
リスクと強靱性―生後1年における発育障害
はるか遠くの銀河系で―乳幼児精神保健と遊戯療法の融合
愛と喪失―複合的な問題を持つ母親に対するIMH介入
ひとつになって―感覚統合に問題のある子どもとその家族のための乳幼児精神保健(IMH)と作業療法(OT)の融合
非気質的発育障害の診断がある家族を育てること
勇気ある決断―関係性によって成長と変化をサポートする
マーガレットとその赤ちゃんたち―認知障害のある親とその子どもに抱える環境を創る
重症の精神障害のもとで親機能の足場を組む―IMHスペシャリストの役割と戦略
自分を危機にさらさない―支持的なコンサルテーションを通してスーパーバイザーを援助する
赤いコート―過去と現在の家族との関係を思い焦がれる物語
著者等紹介
シリラ,ジョアン・J.[シリラ,ジョアンJ.][Shirilla,Joan J.]
ミシガン州南東部の小児、成人、家族対象の拡大地域精神保健プログラムである相談センター(The Guidance Center)の親‐子プログラムのスーパーバイザーである。ウェイン州立大学のメリルパーマー研究所、IMHプログラム特別プロジェクト・コーディネーターとして、15年以上にわたり、脆弱性を持つ乳幼児とその家族のために仕事をしてきた
ウェザーストン,デボラ・J.[ウェザーストン,デボラJ.][Weatherston,Deborah J.]
ウェイン州立大学デトロイト校のメリルパーマー研究所におけるIMHプログラムの責任者であり、大学院におけるIMHの学際的資格プログラムの共同開発者である。ミシガン乳幼児精神保健協会の最高責任者であり、1999~2000年にはZERO TO THREEの責任者であった。20年以上にわたり、IMHスペシャリストであるとともに、指導者、コンサルタントである
廣瀬たい子[ヒロセタイコ]
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科小児・家族発達看護学教授。最終学歴:ワシントン大学看護学部大学院博士課程、看護学博士。小児看護の臨床と、大学で小児看護学の教育・研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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