幻覚〈3〉「線型」病態発生論

幻覚〈3〉「線型」病態発生論

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772405072
  • NDC分類 145.5
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、幻覚の機械論モデルと力動論モデルを扱っている。エーは、機械論・力動論ともに、幻覚を心象の強化というメカニズムでとらえ、その原因を異常な感覚刺激、あるいは欲動とすることで、あまりに単純な原因と結果の結びつきを予測していると批判した。幻覚は、「現実の世界にはもはや存在しないような在り方」の一つなのである。本でエーは、機械論つまり器質論と力動論それぞれの利点・欠点を論じており、このあといよいよ、彼の理論の中核そして統合発展ともいうべき、「器質力動論(第4・5巻)」へとつながってゆく。

目次

総論
機械論的モデル
精神力動論モデル(精神分析的考想)

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