無意識〈2〉―無意識と言語

無意識〈2〉―無意識と言語

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772402309
  • NDC分類 145.1

内容説明

1940~1960年代。それは、英・米・仏いずれの国でも、精神分析がそれぞれ独自の流れをつくり出し、確立された時代であった。碩学アンリ・エーが、名著『意識』に続いて『無意識』に挑戦し、自ら編集者となって大著を出版しており、その訳出が待たれていた。無意識という、もっとも20世紀的な精神の領野について、ボンヌヴァルの彼の僧院風クリニックでおこなわれた大討論会が、今後訳出される。壮大な研究成果と思想の饗宴を通じて、現代の思潮の原点がそこに見出されるであろう。

目次

無意識―精神分析的試論(J.ラプランシュ;S.ルクレール)
言語活動と無意識(C.スタイン)
討論(M.メルロ-ポンティ;A.グリーン;F.トスケル;E.ミンコフスキー;H.ルフェーブル;J.ラカン;S.ルクレール)