出版社内容情報
自然から人文まで、様々な分野の研究者が豊富な経験を元に、そのノウハウを余すところなく紹介するシリーズ第一回配本。
目次
1 社会的活動としてのフィールドワーク―人づきあいで調査も変わる?(ミシャキ家の居候―アフリカ農村調査での人づきあい;「鯨捕り」に染まりゆく私―鯨類の行動学的調査への布石;森の水先案内人―大型類人猿調査と「トラッカー」)
2 極地フィールドワークとの出会い―そのロマンとサバイバル(新たな調査地への挑戦―ロシア・アルタイの素晴らしい自然との出会い;のこのこと犬ソリにのって―北極探検家と行くフィールドワーク;これからの「南極フィールドことはじめ」―フロンティアを目指す人のための温故知新術)
3 フィールドワーカーとフィールド―現場と調査の相互関係(中国・黄土高原に「カメラマン」として住まう―カメラを通して複数の眼をとり込む;「恊働」を生み出すフィールド―廃校をめぐる研究・開発・教育のはざまで;ふたりの調査助手との饗宴(コンヴィヴィアリティ)―ウガンダ・アドラ民族の世界観を探る)
4 フィールドワークする私―参与観察のなかでの調査者(ウガンダでパフォーマーになる―「調べる」ことと「なる」こと;フィールドは「どこ」にある?―ホセさんのまなざしが教えてくれること;家族、友人、アシスタントとともに―フィールドワークという暮らし)
著者等紹介
椎野若菜[シイノワカナ]
1972年生まれ、東京都出身。東京都立大学(現首都大学東京)大学院社会科学研究科博士課程社会人類学専攻単位取得退学。博士(社会人類学)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所に勤務。専門は社会人類学、東アフリカ民族誌
白石壮一郎[シライシソウイチロウ]
1970年生まれ、北九州市出身。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科単位取得退学。博士(地域研究)。弘前大学人文学部に勤務。専門は地域研究、社会学、人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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