都市環境の気候学―気候変動に伴う都市の高温化と名古屋の熱中症対策に向けて

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都市環境の気候学―気候変動に伴う都市の高温化と名古屋の熱中症対策に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772253185
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C3044

出版社内容情報

詳細なフィールド調査のデータから、都市の高温化の実態、熱中症発生の原因・メカニズムおよびその対策を提言。

発刊に向けて(大和田道雄)
  序  文(大和田道雄)

? 地球温暖化と気候変動(大和田道雄)
  1.1 地球温暖化の要因
  1.2 気候変動とは
  1.3 20世紀の気候変動
  1.4 海面水温(SST)変動
  1.5 海面水温変動による亜熱帯高圧帯領域の拡大
  1.6 海面水温とENSO現象

? 気候変動と南アジア高気圧(大和田春樹・大和田道雄)
  2.1 南アジア高気圧(SAH)とは
  2.2 南アジア高気圧と亜熱帯ジェット気流
  2.3 亜熱帯ジェット気流と夏型気圧配置
  
? 都市の高温化(大和田道雄・大和田春樹)
  3.1 猛暑日日数の経年変化
  3.2 気候シフトと上層気圧場変動
 3.3 上層気圧場変動とヒートアイランド
  3.4 ヒートアイランドによる都市高温化
 
? 名古屋市のヒートアイランド分布(大和田道雄)
  4.1 名古屋市の概要
  4.2 名古屋市のヒートアイランド分布の変遷
  4.3 名古屋市における夏型気圧配置とヒートアイランド 

? 名古屋市の暑さ(大和田道雄・神谷俊彦・細野正俊・冨田宗治・橋本寿朗・三輪 英)
  5.1 名古屋市の暑さの現状
  5.2 名古屋市における不快指数分布の変遷
  5.3 名古屋市における不快指数分布の現状
  5.4 名古屋市の熱帯夜
  5.5 名古屋市の気圧配置型別熱帯夜分布

? 名古屋市の暑さと熱中症(細野正俊・三輪 英・冨田宗治)
  6.1 熱中症とは何か
  6.2 わが国における熱中症患者数の変遷
 6.3 夏型気圧配置と名古屋市の熱中症患者との関係
  6.4 名古屋市における熱中症患者数と最高・最低気温
  6.5 名古屋市の熱中症患者と温熱因子となるWBGT

? 名古屋市における熱中症患者の特徴( 神谷俊彦・大和田春樹)
  7.1 名古屋市の年齢別熱中症患者数
  7.2 名古屋市の熱中症発生場所と時刻
  7.3 名古屋市の行政区別にみた熱中症患者数
  7.4 名古屋市における行政区別熱中症患者数の増加予測

? 都市高温化の緩和(大和田道雄・橋本寿朗・細野正俊)
  8.1 都市内大型緑地の効果
  8.2 名古屋市の緑被率の変遷
  8.3 名古屋市の行政区単位での緑地率の変遷
  8.4 名古屋市の熱帯夜と緑被率との関係
  8.5 熱田神宮の緑地効果 

? 都市高温化の抑制策( 大和田道雄・冨田宗治・細野正俊・神谷俊彦)
  9.1 わが国とヨーロッパの都市形態
  9.2 公共交通機関とヒートアイランド強度
  9.3 トラムの街ヘルシンキとバス路線の街トゥルクの概要
  9.4 トラムの街ヘルシンキのヒートアイランド
  9.5 バス路線の街トゥルクのヒートアイランド

? 今後の都市のあるべき姿(大和田道雄・大和田春樹)
  10.1 都市の緑化対策
 10.2 トラム化の推進


大和田 道雄[オオワダ ミチオ]
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大和田 春樹[オオワダ ハルキ]
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内容説明

地球温暖化による気候変動は、都市の気候や生活環境にどのような影響を及ぼしているのか。名古屋地域を事例とした詳細なフィールド調査のデータをもとに、猛暑日の急増やヒートアイランドなど都市高温化の実態に迫る。また、暑さがもたらす不快指数や熱帯夜の発生とその分布パターンなどの解析から、熱中症発生の原因・メカニズムおよびその対策を提言する。

目次

1 地球温暖化と気候変動
2 気候変動と南アジア高気圧
3 都市の高温化
4 名古屋市のヒートアイランド分布
5 名古屋市の暑さ
6 名古屋市の暑さと熱中症
7 名古屋市における熱中症患者の特徴
8 都市高温化の緩和
9 都市高温化の抑制策
10 今後の都市のあるべき姿

著者等紹介

大和田道雄[オオワダミチオ]
1944年生まれ。気候環境研究会会長、愛知教育大学名誉教授。筑波大学理学博士、自然地理学・環境気候学

大和田春樹[オオワダハルキ]
1975年生まれ。気候環境研究会副会長、アイシン・インフォテックス株式会社。東京大学博士(環境学)、自然環境学・乾燥気候学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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