目次
第1部 登山道問題の背景と課題(登山道問題の背景;中高年登山・百名山ブームと登山道整備の課題)
第2部 登山道荒廃と登山道に関する調査・研究手法(登山道荒廃の現状とその原因;登山道荒廃の調査法;広域における登山道の現況調査手法:デジタルカメラを用いた調査手法;デジタル写真測量による登山道の土壌浸食・堆積量の計測手法;物理探査による将来の可能土壌浸食深度の推定方法;登山道の植生調査法:大雪山系黒岳周辺の調査を例として;強風多雪地域における積雪分布の推定図作成;自然公園内の歩道における利用者の調査)
第3部 維持管理のための工法(国内外にみられる既存のおもな登山道整備工法;近自然登山道工法;金属メッシュ・ウォーク工法)
第4部 新しい維持管理の考え方とその実践(ボランティア、NGO/NPO、地方自治体による登山道維持の取り組み;自然環境と登山体験に配慮した登山道管理;登山道の新しい維持管理)
著者等紹介
渡辺悌二[ワタナベテイジ]
1959年、北海道生まれ。1992年、カリフォルニア大学大学院博士課程地理学専攻修了(PhD)。北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授。山岳地生態学、高山地形学、山岳国立公園管理が専門。「国立・国定公園における登山道の在り方検討委員会」「大雪山国立公園、愛山渓地区の登山道の維持管理・整備に関する懇談会」「大雪山国立公園における登山道管理水準検討調査検討会」「大雪山国立公園における登山道整備技術指針検討委員会」「大雪山登山道管理水準案作成のためのアドバイザー会議」の各委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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