出版社内容情報
★コロナ禍を経て《集いツーリズム》はどう変わったのか
MICE(マイス)とは、Meeting、Incentive Travel、Convention、Exhibition/Eventの頭文字を並べた観光・ビジネス用語。2007年の観光立国推進計画制定、2008年の観光庁設置にあわせて、インバウンドの促進と国際交流の拡大をめざして「MICE」と呼ぶようになった。2017年11月発行の前著に新章「コロナ禍とその後」を増補。コロナ禍でMICEが被った影響を統計を交えて解説するとともに、人々が集うメリット、F2F(フェイス・ツー・フェイス)の会議の価値をあらためて提議する。
目次
MICEはコミュニケーション・ビジネス―統合メディアとしての「集い」
MICE[集い]の開催効果
MICE[集い]マーケットの概要
裾野の広いMICE[集い]関連産業
わが国のイベント・コンベンション事業の沿革
MICEビジネスは都市・地域が主体
誘致機関(コンベンションビューロー)の役割と事業
欧米のMICE産業の歴史と現況
躍進するアジアのMICEビジネス
MICE[集い]と観光
MICE[集い]ビジネスの現況
MICEの動向と市場展望
MICE[集い]産業の確立に向けた施策
コロナ禍とその後
著者等紹介
田部井正次郎[タベイショウジロウ]
群馬県前橋市出身、早稲田大学商学部卒業。JTB入社後、国際部ホノルル支店等を経て、(株)国際会議事務局(現JTBコミュニケーションデザイン)設立と同時に代表取締役に就任、国際会議・展示会・イベント等の企画運営に従事。千葉コンベンション推進協議会事務局長、(財)千葉コンベンションビューロー専務理事、城西国際大学観光学部講師(2008‐2015)。〈委員会等〉観光産業連絡会議・コンベンション委員会委員(旧運輸省観光部)。国際コンベンション振興システム開発調査委員長(旧運輸省/JNTO)。国際会議協会日本委員長(ICCA、本部アムステルダム)。日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)副会長。展示会産業人材育成検討委員会委員(経済産業省)。幕張メッセ設計コンペ審査専門委員(千葉県)。千葉市指定管理者選定評価委員。千葉県・千葉市観光協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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