内容説明
本書は「地図で読む百年」シリーズの「関東」版であり、首都東京と、その強い影響をさまざまな形で受けてきた地域について、ミクロスケールの新旧の地形図を対比し、近代化とは何であったのかを振り返りつつ、それぞれの地域変貌の論理を解き明かそうと試みたものである。
目次
21世紀型都市の創造をめざして―さいたま市(浦和・与野・大宮)
戦災を契機に近代都市へと脱皮した宿場町―熊谷市
江戸のなごりを再生する―川越市
「こいのぼり」のまちの地域変容―加須市
産業文化都市をめざすキューポラの街―川口市
セメントとともに生きる町から身近な観光地へ―秩父市
商業と文化の都市をめざして―水戸市
人工頭脳都市―つくば市
神宮と近代工業とサッカー―鹿嶋市・神栖町
「国府」の時代から連続するまち―石岡市と周辺〔ほか〕
著者等紹介
元木靖[モトキヤスシ]
埼玉大学教養学部
寺阪昭信[テラサカアキノブ]
流通経済大学経済学部
平岡昭利[ヒラオカアキトシ]
下関市立大学経済学部
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