内容説明
本書は、多様性に富む北海道地域について、ミクロスケールの新旧の地形図を対比しながら、それぞれの地域変貌の論理へのアプローチを行ったものである。執筆は、北海道のそれぞれの地域に深くかかわってきた方々に、おもに明治以降の地域の歴史的展開過程と人々の生活という視座から、地域変貌というテーマでお願いした。
目次
北方圏の中心都市―札幌市
屯田兵開拓から畑作の発展、そして住宅地へ―札幌市北区・東区
産業開発と余暇活動の共存―石狩湾新港
観光開発にかける商都の再生―小樽市
ニシンとリンゴのふるさと―余市町
交通の要衝からベッドタウンへ―岩見沢市
産炭地からメロンの街へ―夕張市
北海道の空の玄関―千歳市
企業城下町から総合工業都市へ―苫小牧
水産都市から観光都市へ―函館市〔ほか〕
著者等紹介
平岡昭利[ヒラオカアキトシ]
下関市立大学経済学部
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