出版社内容情報
『わたしのワンピース』の作者の初エッセイ集。子どもの絵を見る力を信じて創作を続けてきた著者の子ども観、絵本観の源を探ります。
西巻茅子[ニシマキカヤコ]
1939年、東京に生まれる。東京藝術大学工芸科卒業。学生時代からリトグラフ、エッチングを手がけ、日本版画家協会展新人賞、同奨励賞受賞。「子どもが画をかくときの気持ちや大胆さを大切にしたい」と語るとおり、のびやかな線と明るい色調で描かれるその世界が、子どもの心に自然に受け入れられている。代表作『わたしのワンピース』は親子三代にわたるファンも多い。『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし文/金の星社)で第18回産経児童出版文化賞受賞。『えのすきなねこさん』(童心社)で、第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞。
内容説明
芸大を卒業してはじめた絵の教室「子どものアトリエ」。そこにくる子どもたちから学んだ絵を描くことの原点、絵本づくりで大切にしてきたこと、そして、自らの子ども時代の記憶…。日本を代表するファンタジー絵本『わたしのワンピース』の作者が書き下ろした初めてのエッセイ集。
目次
1章 子どものアトリエ(「子どものアトリエ」をはじめる;Sくんのこと ほか)
2章 絵本を描くこと絵を描くこと(リトグラフを作る;はじめての絵本『ボタンのくに』 ほか)
3章 幼い日の記憶(空襲と疎開;食べものの記憶 ほか)
4章 子どもの心が育つということ(我が家の「サンタさん」;無文字社会の人々の心 ほか)
著者等紹介
西巻茅子[ニシマキカヤコ]
1939年、東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。大学卒業後、リトグラフを学び、日本版画協会展に出品。新人賞、同奨励賞を受賞。1967年『ボタンのくに』(なかむらしげお・文)で絵本デビュー。子どもが絵を描くときの気持ちや絵を見る目の確かさに信頼をおいて、絵本を作りつづけている。代表作『わたしのワンピース』(以上、こぐま社)は親子孫三代にわたるファンも多い。『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし・シナリオ/金の星社)で第18回産経児童出版文化賞受賞。『えのすきなねこさん』(童心社)で、第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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陽子
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